スリムなフォルムに芯材を入れることで、ふっくらと少し膨らんだ絶妙なハリを実現。両サイドにカードポケット3つずつ・計6つを装備し、収納した際にも形状を保てるようにディテールの設計にもこだわっています。裏張りには、ブラックカラーの「国産豚革（アメ豚）」を採用して、内装の高級感を演出。さらに、ハリの異なる2種類を使い分けることで、カビなどに強い調湿効果やカード段の耐久性などにも考慮しています。

『jazz』の革職人・渥美恵輔が、製作の完成時と登山の登頂時の達成感が似ていることから、製品名として山の名称を採用。手間暇をかける伝統的な製作技法へのこだわりも、難易度の高い登山へ挑むワクワク感とシンクロさせながら、一枚革から型紙をあてがって断裁し、総手縫い仕立てで1点1点すべて手作りにて製作しています。コバも、伝統的な切目本磨き仕上げを採用しており、削っては磨き・削っては磨きを繰り返して蝋を刷り込ませ、一枚革のような美しい光沢を実現。このように、完成度のクオリティを追求することで、見た目の美しさとともに、優れた耐久性・強度も兼ね備えさせています。