生後6カ月から1年以内の青年牛革キップスキンに、水シボ加工を施した「キップ水シボレザー」。鞣し後に手揉みを再度行い、革の表面に水が流れているようなシワを作っています。この水シボのシワは、使用時の小キズを目立ちにくくするとともに、薄マチで落ち着いたデザインにさりげない立体感を与えるアクセントにもなります。さらに、軽量でありながら、手に馴染みやすい柔らかな質感も魅力です。また、高級素材のカーフスキン（生後6カ月くらいまでの仔牛の原皮）と比べて、多少厚みがあるものの強度に優れているので、使用頻度が高くキズが付きやすい革小物などに最適な素材です。