全身にダイヤモンド形状の斑紋があることから名付けられたと言われている、高級な天然蛇革「ダイヤモンドパイソン」。天然蛇革の中でも、皮質そのもののタフさや個体の大きさにメリットがあり、流通している他のエキゾチックレザーと比べても、独特な美しさと野性味が感じられるマテリアルです。日本では比較的流通量が多いものの、個体ごとに形状や大きさが全く異なるため、商品化された場合でも同じ斑紋が1つとしてないことも特長です。『LE’SAC』では、浮き立つ鱗をそのままに、特殊なプリント方式で染料にてカモフラージュパターン(迷彩柄)を表現。この仕上げは、「ダイヤモンドパイソン」の鱗を除去した一般的な艶出しの加工ではなく、素材そのもののマットな質感を残しつつ、その雰囲気を生かした染料の浸透を実現しています。さらに、表面的な染料の付着ではないため、経年変化により色抜けは若干生じるものの、使用時の手脂などにより美しく馴染み、育てがいのあるエイジングが楽しめます。