高度な技術を誇る職人が、作り手の想いを込められる少量生産にこだわり、1点1点すべて手作業で製作している、アトリエ『ONES WORKER』の名刺入れ。姫路市の新喜皮革による最高級コードバン「オイルグレージングコードバン」が、一枚革による贅沢感とともに、美しく輝くエレガントな光沢を放ちながら魅了。アールのフラップを差し込む特長的な装いは、Zマチとのデザイン性だけでなく、いただいた名刺を載せて、自分サイドに少し傾けて置ける、紳士的な美学も追求し、高級感あふれる佇まいとともに、スマートな大人の魅力を奏でてくれる。
キャッシュレス時代に相応しいカードケースとしても利用できて、マルチに使いこなせる名刺入れ。マチ付きのメインポケットには、名刺やカードを区分けして収納することできるスリットタイプの仕切りが設けられ、1つのフリーポケットも備えていて、内部は3層構造になっています。また、収納量に合わせて伸縮するZマチの蛇腹効果で、名刺は20〜25枚ほど、カードは20枚ほどの、サイズ感以上の収納力を実現。さらに、開け閉めがしやすく、静かに開閉できるアールのフラップを開くと、『Mens Leather Store』別注仕様の手書き風ロゴの刻印が、さりげなく現れることで魅力的なアクセントになり、スマートな印象をより引き立てます。
ライナー素材を使わずに革のみで仕立てるなど、高度な技術を誇る職人たちが、細部までこだわり抜いている『ONES WORKER』。通常では、外装は手縫い仕立て、その他はミシン縫い仕立てにするなど、製品やパーツごとに適した縫製を使い分けていますが、本アイテムにおいては丁寧な外手縫いで仕立てています。コバは、樹脂などによる厚盛りや染料によるツヤ感のコバ塗りではなく、自然な風合いのマットな仕上げでナチュラル感を演出。また、革の厚みは、調整（剥き加工）を細かく施していくことで、収納するときの使用感や形状を維持されるためなどに最適な革厚を極めています。
馬の臀部にある繊維が複雑に絡み合った層を、削り出した皮革である「コードバン」。落ち着いた光沢と滑らかでしっとりした風合いが特長で、その希少性から“革のダイヤモンド”とも称されています。繊維が密に絡み合っているので、素材そのものにハリがあり、薄く仕上げてもしっかりとした質感を実現。また、使い込むほどに馴染んで風合いが増していきますが、牛革と異なりハリと光沢は維持します。生産に10カ月以上を費やす貴重な素材であるため、発注から入荷まで半年以上かかりますが、その美しさと重厚感には他の革では得られない魅力があります。
