革職人・高橋稔が、決して派手ではなく、あたりまえのように日常に寄り添いながら、かけがえのない特別なレザーアイテムを届けていくブランド『amba』のメガネケース。唯一無二のフルグレインカーフレザー「ノヴォナッパ」の外装が、メガネのテンプル（横フレーム）を外に出して収納する洒落感を引き立て、フロント＆レンズ保護に最適なキメ細かい最高級カーフ「ツェルマット」の内装とともに、細部にまで配慮が行き届いた上質感を創出。そして、機能美に導かれたカーブラインによる、独創的なデザイン＆フォルムが、比類なき魅力を漂わせながら、何気ない毎日をスタイリッシュにしてくれる。
メガネを美しく収納することを追求した、ミニマルで実用的な設計。また、手に掛かりやすい位置にホックを設けることで、開けやすさにも配慮しています。ホックを閉じるときにおいても、芯材の強度とホック位置のバランスを考慮し、クリングス（鼻あて）に干渉しないで潰さないための内部構造を実現。これにより、ふっくらとした軽やかなフォルムに仕立てるとともに、実際に軽くてスリムなので携帯しやすさも兼ね備えています。
外装には、コンビネーション鞣しの最高峰「ノヴォナッパ」を採用し、3色からセレクト可能。内装には、ライニングに最適な「ツェルマット」を採用し、外装カラーとの同系色や差し色が楽しめる2色から選べます。そのカーフならではの柔らかな触り心地を損ねることなく、撥水加工が施して防水性を備えさせ、さらなるレンズの保護も実現。また、ばねホックには、ふっくらとした独特の形状のイタリア製を採用し、外装＆内装カラーとのコーディネートや自分の好みに合わせて、Silver・Goldのいずれかからセレクトできます。
『amba』では、ヨーロッパ目打ちの縫い穴にこだわる革職人・高橋稔が、美しい総手縫いを追求。また、高品質な麻糸「Meisi」を用いることで、革への負担を掛けずにダメージを抑え、長く使い続けられるように配慮しています。コバは、環境にやさしい水溶性のコバ剤を使い、塗り・乾燥・ペーパーによる作業を何回も繰り返して、革をコーティングするのではなく断面そのものを磨き上げ、滑らかな仕上げを実現するとともに、ネン引きも施して高級感も演出。 さらに、革は、パーツごとに厚さを変えて漉くことで、ふっくらとした張り感のある丸みや立体感を表現しながら、床面を見せないように内装もすべて革を張ることで、贅沢な仕上がりへと導いています。
1842年にフランス・アンザス地方で創業し、現在では家族経営時代の伝統を守りつつ傘下になった大資本から提供される最新技術を駆使して、最高峰の高級皮革を作り出している老舗タンナー・アース社製の「ノヴォナッパ」。最初にクロム、次にベジタブルタンニンで鞣す工程を経た後、湯煎で調整された9種類のワックスとオイルに浸すという潤滑の工程により、繊維がしなやかになって手触りもよくなります。このアース社にしかできない独自開発の製造により、コンビネーション鞣しの最高峰とも言われる、唯一無二のフルグレインカーフレザーを実現。素材の良さと風合いを最大限に生かした仕上げで、たっぷりとワックスを含み、ゆっくりと美しく緩やかなエイジングを楽しめ、独特の光沢を帯びる経年変化をもたらします。
フランス最古のタンナーとして、歴史的な背景から独自の文化圏を有するアルザス地方で300年以上の歴史を誇る、アース社（旧：デギャーマン社）の「Zermatt（ツェルマット）」。 頑な気質が残る地域で、伝統的な技法と熟練の職人たちが生き続け、独自のレシピによる製法を守り続けながら、アルプスに近い雄大な自然と豊富で恵まれた清涼水とともに、他に類を見ない美しい皮革を作り出しています。そして、ハイグレードな仔牛の原皮でしか作れない、スムースで美しい銀面が特長のキメ細かい上質なカーフは、世界の名だたるメゾンや多くのハイブランドでも採用。カーフならではの緻密な肌触りや柔らかなタッチを一切損ねることなく撥水加工が施し、防水性や耐アレルギー性を備えさせることで、腕時計ベルトのライニング用など素肌に触れるセンシティブなパーツに最適な素材へと導いています。
