1点1点すべて手作業で製作している、アトリエ『ONES WORKER』が、高度な職人の熟練技を駆使して、少量生産にこだわったシューホーン。持ち手の「プエブロ」は、和紙のようにザラザラした質感を味わいながら、使い込むほどに起毛が寝て、ツルツルの肌触りへとエイジングしていき、美しいツヤ肌を帯びていく魅力的な佇まいが、この上ない愛着感として共鳴。好みに合わせて5色から選べるセレクトオーダーは、ギフトなどにも最適で、アクセサリーのように気軽なアイテムとして、大人の洒落感を演出してくれる。
ホックを設けることで、使いやすさと携帯しやすさを両立させた設計。ホックを外すことで、靴ベラとして使用するときに、レザー部分を長く伸ばして持ち手として握りやすくしています。また、ホックを留めることで、収納するときにコンパクトに畳めるだけでなく、キーリングを装着したり、バッグやベルトループなどに吊り下げたりすることも可能。さらに、味わい深い手書き風ロゴの刻印は、『Mens Leather Store』別注の仕様になっています。
細部にまでこだわっている『ONES WORKER』では、ライナー素材を使わないで革のみを用いるなど、高度な職人としての技術と美学を注入。本製品においては、レザー部分の縫製を総手縫いにして、丁寧に仕立てています。また、コバにおいては、樹脂などによる厚盛りや染料によるツヤ感のコバ塗りではなく、ナチュラル感を醸し出させるために、自然な風合いのマットな仕上げを実現。さらに、革の厚みにおいては、調整（剥き加工）を細かく行って、収納時の使用感や形状維持などに最適な革厚を追求しています。
イタリア・フィレンツェのバダラッシカルロ社（Badalassi Carlo Srl）が、1000年以上の歴史がある古代のタンニン鞣し製法“バケッタ製法”を蘇らせて誕生させた、表面に毛羽立たせる加工を施した牛革「プエブロレザー」。化学薬品を一切使用せず、植物性タンニンで時間をかけてじっくりと丁寧に鞣しています。イタリア語の“プエブロインディアンの集落”に由来した、民族的な表情を持つ革という意味が表すように、表面の起毛は和紙のような独特の風合いでザラザラした肌触りから、使用していくにつれ内側からのオイルが馴染み、3カ月程度で起毛部分が寝て表面はツルツルになり、その後は美しいツヤ肌になっていきます。経年変化による革を育てる楽しみが味わえる、高級素材のひとつです。
