素材と色彩の魔術師として人気の革職人・西森裕矢が、妥協なきハイクオリティを作り出していくために技術を駆使しているブランド『Crevaleathco』のコンパクトマルチウォレット。スーツのポケットにも美しく収まる洗練されたスリムなフォルムの外装には、靄（もや）のような模様で濃い色・薄い色・下地の色が織り成されている、イタリア・ロカド社製「ミュージアムコードバン」を贅沢に纏わせ、アンティーク感が漂う独特な味わいと高級感を創出。その質感・色合いとの調和も魅力的で、コンパクトながらオールインワンを叶える札スペース・コインポケットの内装には、スムース感のある国産牛革「ピアヌーラ」を採用するなど、細部にまで貫かれた美意識の高さと仕上げの素晴らしさが、大人の満足感をさらに高めてくれる。
スリム＆コンパクトなフォルムでありながら、紙幣を折り畳んで収納できる札スペース1つ、ファスナー式のコインポケット1つ、カードポケット3つを備えたオールインワンを実現。それらのパーツを飾る外装「ミュージアムコードバン」は4色から、内装「ピアヌーラ」は5色からセレクトできる、MLSならではのカラーオーダーにも対応しています。また、総手縫いによる細かく緻密なステッチの糸色と、手間暇かけて丁寧に仕立てているコバの色は、選んだ革色に合うカラーをブランドがチョイス。さらに、ファスナーもSilver・Goldのいずれかからセレクトでき、自分オリジナルのカラーリングで受注生産ができるのも魅力になっています。
1990年に創業したイタリアのタンナー・ロカド社の「シェルコードバン」に、職人が手作業で“タンポナート”という技法を用いて染色している「ミュージアムコードバン」。馬革の臀部を、時間を掛けてじっくりと植物性タンニンで鞣すことで、染み込ませたオイルが内部から潤い、きめ細かく滑らかな美しさを実現するとともに、適度なハリ・しなやかな強度も併せ持つ、繊細な質感の素材へと仕上げています。そして、スポンジに染料を含ませて、表面をなぞるように色を染み込ませていくことで、濃い色・薄い色・下地の色が靄（もや）のような模様で織り成され、独特の味わい深さを醸すアンティーク感が特長。さらに、職人によって磨き上げられた表情は、高級感のある上品なツヤを纏っているのも魅力になっています。
※表面に不均一に並ぶ針で刺したような微細な穴（ピンホール）は、馬が臀部に備えている汗腺であることを、あらかじめご理解・ご承諾ください。
