職人・大野椋平が、ヨーロッパブランドのような独創的な佇まいで、本物を知る大人さえも魅了し、心までも虜にしていくブランド『ohno lavoro in cuoio』による、長財布（小銭入れ付き）。世界中のメゾンブランドが愛するクロコダイルレザーの最高級品「ポロサス」を、豪華に外装＆内装装飾として広範囲に纏わせながら、キャビアのように粒だったシボが魅惑的な内装「ドーフィン」と融合させ、レザーアイテムとしての比類なき究極感を醸成。普遍的な王道のシルエットでありながら、象徴的な解釈で贅沢感を極めることで、自分のステージを高める大人のステータスを響かせてくれる。
内装右の「ポロサス」サイドに、L字マチ式の小銭入れを設けて、実用性ともにスリムなフォルムを追求。その裏には、レシートや領収書などを入れておけるフリーポケット1つを備えています。内装左の「ドーフィン」サイドには、カッティングのRラインが美しいカードポケット7つを装備。さらに、その裏には札入れ2つを設けているので、薄型ながら紙幣の仕分けもできて便利です。
外装＆内装装飾の「ポロサス」は、贅沢な高級感を醸すダークな4色から選べ、ファスナーテープはブランドチョイスで同系色を採用。内装の「ドーフィン」は、発色が美しい豊富な9カラーからセレクトでき、外装＆内装装飾カラーとの組み合わせを楽しみながらオーダーできます。また、ヨーロピアンな風合いを漂わすファスナー＆引手は、Silver／Goldのいずれからチョイスでき、ロゴ刻印も同じカラーの箔押しで統一感を醸成。それぞれ好みのカラーをコーディネートして、オリジナル品のように自分の個性を追求できます。
『ohno lavoro in cuoio』の職人・大野椋平は、強度に優れたステッチングにこだわり抜き、手縫いでは珍しい逆目打ちを選択。通常では、左撚りの糸を戻すような目打ちで縫い進めますが、逆目打ちでは、糸の撚りをさらに締め上げながら縫い進められるので、ステッチの強度をより一層高めた仕立てを実現できます。コバは、もっとも強度を求められて美しさも表現できる部分なので、匠の技と手間暇を惜しまず費やして、平滑度を極めて美しい輝きと優れた耐久性を併せ持つ鏡面仕上げへと、ブランドの定番であるかの如く昇華。また、裏張りは、もっとも高強度である表面／銀面を、両面とも表になるように張り合わせることで、薄い仕立てでありながらも強度を高めて、見えない裏側まで表面にしている美学を誇っています。ネン入れは、ステッチ・コバとのバランスを見極めながら、しっかりと仕上げることでブランドの品位を醸成。さらに、全体の構造は、各パーツが最適な役割を果たせるように革の厚みを的確・緻密に調整して設計し、上質感が漂う触り心地・使い心地へと導いています。
スモールクロコである「ポロサス」は、クロコダイルレザーの最高級品。鱗の形状が正方形に近い美しさを誇り、大きさが外側に向かって小さくなっていく、他にはないキレイで均一な配列が魅力です。その美しさから非常に人気が高く、世界中のメゾンブランドが激しい争奪戦を行っているほどです。世界有数の二大ブランドにおいては、「ポロサス」の入手を安定させるために、タンナー・養殖場の買収を繰り広げ、ワニ同士がケンカをしてキズを負わないように一頭ずつ個別に飼育するなど、その希少性がさらに高まっています。
アルプスにほど近い雄大な自然と豊富な清涼水に恵まれ、歴史的な背景から独自の文化圏を有するアルザス地方で数百年以上の歴史を誇る、フランス最古のタンナー・アース社（旧：デギャーマン社）の型押しレザー「ドーフィン」。伝統的な技法と熟練の職人が生き続け、頑な気質が残る世界的にも稀有なタンナーで、独自のレシピによる製法を守り続けながら比類なく美しい皮革を作り、世界の名だたるメゾンに素材を提供し続けています。キャビアのように粒だった細かめのシボは、細かい型押しを2段階施すことで濃淡・凹凸のある表情を獲得。カーフ特有のしなやかさとともに適度なコシを併せ持ち、趣のある発色の美しさや深みのある風合いも見事に表現していて、世界的なトップブランドにも採用されている高級皮革です。
