職人の卓越した技法と最新の設備により、最上級のアイテムへと導く『二宮五郎商店』のアルチザンチェンジウォレット。アメリカ・ホーウィン社製の「クロムエクセルレザー」を、外装の重厚感あふれるブラックと、内装の高級感あふれるダークバーガンディのバイカラーにすることにより、ハイレベルな大人のクールさを演出。二つ折りのベーシックなモデルでありながら、ヘビーユースに応えるユーザビリティを追求した機能美が、本物志向のユーザーさえも魅了してくれる。
1946年創業の老舗『二宮五郎商店』が、日本古来より根付いている美意識を革製品で表現した「KAWA-ORIGAMI®」シリーズのアンチザンチェンジウォレット。経済産業省が選出する日本の優れた名品「The Wonder 500TM」のアイテムで、縫製を極力少なくした簡潔な機能性を追求し、折り紙のように革を折り畳んだ仕様を実現しています。札入れの構造やカード段の切り込みとサイズ感を徹底的にこだわり抜き、それぞれの出し入れが自然な動きで扱いやすいメリットへと昇華。老舗ならではの職人技により、上質なマテリアルを生かしながら、虜にする美しさへと導いています。
シンプルな構造でありながら、洗練された印象をもたらしている札入れサイドの仕上げ。サイドに切り目を設けずに、外装から内装へと連なるように巻き込んでいる意匠は、プレーンな美しさとともに、長く使い続けられる強度も実現。創意工夫のアイデアとユーザーへの配慮を極めた、最上級の仕様と言えるでしょう。さらに、ホーウィン社の「クロムエクセルレザー」ならではの漆黒のツヤ感と、細部へのネン入れや黒で磨き上げられたコバが、重厚感を醸し出しながらもハイセンスなイメージをもたらしています。
カードポケットは、潔い折り込みで表現され、デザインコンセプトを踏襲。余計な皮張りや縫製を施さずに、基本構造を確保して耐久性も実現するという、職人の腕の見せ所と言えます。これは決して簡単な作業ではなく、革のハリ感と絶妙なバランスを保ちながら、連なった革でカード入れなど個々の構造を成立させることは、革を知り尽くした職人ならではの経験が成せる技です。
反対サイドのカードポケットと同様に、革が外装から内装へと巻き込んでいるデザインを踏襲した小銭入れ。片笹マチ仕上げを採用することで、大きく開くことができ、小銭を出し入れしやすくなっています。スナップボタンには、高級メゾンや宝石店などで使われているのと同じ素材の金属部品に、さらなる磨きをかけて光沢感を施したオリジナルボタンを採用。また、外装の「クロムエクセルレザー」のブラックに合わせる内装のバイカラーとして、#8と呼ばれている人気のダーキバーガンディを用いることで、極上の高級感へと導いています。
世界の名だたるトップメゾンに選ばれ続ける皮革鞣しの世界的なプロフェッショナルメーカーとして知られ、100年以上の歴史を誇る老舗タンナーでもある、アメリカ・イリノイ州シカゴのホーウィン社（Horween Leather Company）製の「クロムエクセルレザー」。ホーウィン社は、「シェルコードバン」で有名ですが、「クロムエクセルレザー」も同社のオリジナルレシピから生まれているので、唯一無二の存在感を醸し出します。約100年前に開発された手法により、厳選されたステアハイドの原皮を“コンビ鞣し”という方法で丁寧に鞣し、牛脂・蜜蝋・植物性脂・魚油など4種類以上の油脂を組み合わせた混合オイルを塗り込んで、革の内部へと浸透。これにより、必要以上のケアを施さなくても、自らのオイルで小キズなどを修復できる特長があります。
