OEM・オーダーメイドなどで経験・技術を培ってきた革職人・野村健吾が、妥協せずに丈夫で長く使える革製品を届けるために、情熱を注ぎ込んでいるブランド『CHEIR』のコインキャッチャー。宝石のような光沢を纏っていくエイジングを楽しむために生まれた「ロロマ」を、外装・内装それぞれ8色から選べるMLS限定のセレクトオーダーができ、糸・金具のカラーとの組み合わせとともにオリジナル品のように仕立てられるのも魅力。小銭の収納に特化した設計でありながら、カードや折り畳んだ紙幣も収納・携帯できるマルチウォレットとしても使いこなせ、自分用としてはもちろんプレゼント用としても、ひとつ上のセンスを発揮してくれる。
10円玉7枚・50円玉7枚・100円玉7枚・500円玉5枚までを、それぞれセパレートして収納できる金具を備えた設計。小銭をスライドして出し入れでき、口元にストッパーを付いているので逆さにしても落下しません。ホック式の小銭入れも装備しているので、金具に入れられない1円玉・5円玉の収納として活躍。さらに、それらの金具・小銭入れの裏には、それぞれマルチポケットが設けられていて、カードや折り畳んだ紙幣の収納・携帯も可能で、マルチな使い方ができます。
兵庫県姫路市にあるタンナーにて、国産のステアハイド（成牛）をフルベジタブルタンニン槽で2回も漬け込んだ後、職人が表面をワックス（蝋）で加工して仕上げた「ロロマ」。職人の手作業により、一枚一枚に蝋を丹念に塗り込んで作られているため、特別な手入れをしなくてもツヤのある宝石のような光沢が自然に表れるとともに、使い込むほどに深みのある色合いになり、革好きでなくても見惚れるほどの美しさを醸し出します。使い始めは、蝋の白い粉が表面に浮いているので、少し褪せたようなマットな表情ですが、使用していくうちに繊細で柔らかな色味が感じられ、日本古来の豊かな色彩をまとった風合いへと変化。また、エイジングは、驚くほどに早く進んでいきますが、革の内部に豊富な脂分を蓄えているので、特別な手入れは必要ありません。なお、キズやカサつきが気になる場合には、シミにならないように注意しながら、とても薄くクリームを塗って磨くと、程よい風合いにできます。
