奇をてらわず飽きることのないデザインと、細部に注力した長く使える仕立てにこだわる革職人・高橋稔が、ひとりで丁寧に作り込んでいるブランド『amba』のコンパクトウォレット。コンビネーション鞣しの最高峰「ノヴォナッパ」の外装と、キメ細かい最高級カーフ「ツェルマット」の内装による、手触りの良いコンビネーションが、この上ない使い心地による愛着感を醸成。独自のカーブラインで魅せる洗練されたデザイン性と、右利き用・左利き用を選べるユーザー想いの機能性が、ちょっとした外出に最適なオールインワンの収納性とともに、手のひらサイズの相棒感を引き立ててくれる。
唯一無二のフルグレインカーフレザー「ノヴォナッパ」による外装が、ちょっとした外出に最適な手のひらサイズながらも、味わい深い高級感を演出。それとともに、ふっくらと立体感のある軽やかなフォルムが、愛らしい印象の三つ折り財布へと導いています。また、キメ細かい最高級カーフ「ツェルマット」による内装が、10枚程度収納できる札入れと、小銭入れ・カードポケットに柔らかな手触りをもたらすとともに、撥水加工が施した防水性も両立。さらに、カブセ・札入れ・カードポケットに、それぞれ異なるカーブラインを施して組み合わせることで、このデザイン独自の統一感を実現しているのも魅力です。
外装「ノヴォナッパ」は、大人感を引き立てる3色から選ぶことが可能。内装「ツェルマット」は、2色からセレクトして、外装カラーとの同系色や差し色を楽しめます。さらに、右利き用・左利き用の開き勝手から、利き手に合わせてセレクトオーダーできるのも魅力。また、ふっくらとした独特の形状が特長的なイタリア製のばねホックは、自分の好みに合わせてSilver・Goldのいずれかから選べるので、外装や内装とのカラーコーディネートを追求できます。
革職人・高橋稔が、ヨーロッパ目打ちの縫い穴にこだわり、美しい総手縫いを実現している『amba』。その手縫い糸として採用している、高品質な麻糸「Meisi」は、革への負担を掛けずにダメージを抑えられるので、長く使い続けられることが可能です。環境に配慮した水溶性を用いているコバは、塗り・乾燥・ペーパーによる作業を何度も繰り返して、革をコーティングするのではなく断面そのものを磨き上げ、滑らかな仕上げを実現しながら、ネン引きによる高級感も醸成。 また、パーツごとに厚さを変えて漉いている革は、ふっくらとした立体感・張り感のある丸みを演出するとともに、床面を見せないように内装もすべて革を張ることで、仕上がりの贅沢さを追求しています。
1842年にフランス・アンザス地方で創業し、現在では家族経営時代の伝統を守りつつ傘下になった大資本から提供される最新技術を駆使して、最高峰の高級皮革を作り出している老舗タンナー・アース社製の「ノヴォナッパ」。最初にクロム、次にベジタブルタンニンで鞣す工程を経た後、湯煎で調整された9種類のワックスとオイルに浸すという潤滑の工程により、繊維がしなやかになって手触りもよくなります。このアース社にしかできない独自開発の製造により、コンビネーション鞣しの最高峰とも言われる、唯一無二のフルグレインカーフレザーを実現。素材の良さと風合いを最大限に生かした仕上げで、たっぷりとワックスを含み、ゆっくりと美しく緩やかなエイジングを楽しめ、独特の光沢を帯びる経年変化をもたらします。
フランス最古のタンナーとして、歴史的な背景から独自の文化圏を有するアルザス地方で300年以上の歴史を誇る、アース社（旧：デギャーマン社）の「Zermatt（ツェルマット）」。 頑な気質が残る地域で、伝統的な技法と熟練の職人たちが生き続け、独自のレシピによる製法を守り続けながら、アルプスに近い雄大な自然と豊富で恵まれた清涼水とともに、他に類を見ない美しい皮革を作り出しています。そして、ハイグレードな仔牛の原皮でしか作れない、スムースで美しい銀面が特長のキメ細かい上質なカーフは、世界の名だたるメゾンや多くのハイブランドでも採用。カーフならではの緻密な肌触りや柔らかなタッチを一切損ねることなく撥水加工が施し、防水性や耐アレルギー性を備えさせることで、腕時計ベルトのライニング用など素肌に触れるセンシティブなパーツに最適な素材へと導いています。
