こだわりの製品をより長く愛着を抱きながら使い続けてもらうために、OEMなどで経験・技術を培ってきた革職人・野村健吾が、最大限の想いを込めているブランド『CHEIR』のラウンドミニウォレット。一般的なミニサイズよりも少し大きめな実用的なサイズ感と、カード収納も可能なセンター仕切りによるシンメトリー構造のフリーポケット＆カードポケットが、広めのマチとともに自分の使い方に合わせた収納・携帯ができる自由な使い勝手を提供。ツヤのある宝石のような光沢へと経年変化していく「ロロマ」の風合いが、使い込むほどに深みのある色合いになっていく味わいとともに、ちょっとしたお出かけに連れて行きたくなる相棒感を育んでくれる。
メイン素材の「ロロマ」は、全8色から外装・内装それぞれ個別に選べる、MLS限定のセレクトオーダー。好みに合わせて単色でも二色でも仕立てることができ、糸色も同じラインナップの8色から選べるので、ステッチを同色にすることも差し色にすることも自由にできます。さらに、裏地（豚革）を4色から、ファスナーテープも4色からセレクトでき、ロゴ刻印も有り・無しからチョイス可能。日常使いのアイテムとしてはもちろん、大切な人への贈り物としても最適で、さまざまな配色の組み合わせのなかから、使う人に合わせたカラーデーディネーとができるのも魅力です。
兵庫県姫路市にあるタンナーにて、国産のステアハイド（成牛）をフルベジタブルタンニン槽で2回も漬け込んだ後、職人が表面をワックス（蝋）で加工して仕上げた「ロロマ」。職人の手作業により、一枚一枚に蝋を丹念に塗り込んで作られているため、特別な手入れをしなくてもツヤのある宝石のような光沢が自然に表れるとともに、使い込むほどに深みのある色合いになり、革好きでなくても見惚れるほどの美しさを醸し出します。使い始めは、蝋の白い粉が表面に浮いているので、少し褪せたようなマットな表情ですが、使用していくうちに繊細で柔らかな色味が感じられ、日本古来の豊かな色彩をまとった風合いへと変化。また、エイジングは、驚くほどに早く進んでいきますが、革の内部に豊富な脂分を蓄えているので、特別な手入れは必要ありません。なお、キズやカサつきが気になる場合には、シミにならないように注意しながら、とても薄くクリームを塗って磨くと、程よい風合いにできます。
